グラフについて
グラフ描画エンジンについて
当アプリはグラフ描画にSVGGraph.jsというライブラリを使用しています。
基本描画
以下をコピーして、edit.htmlを開き、白い部分に貼り付けて『プレビュー』で確認してください。
- setRangeコマンドはグラフの描画範囲を定義します.setRange(x軸の最小値、x軸の最大値、y軸の最小値、y軸の最大値)
- axisコマンドは軸を描きます。
- clearコマンドは軸を残してすべての図を消去します。
- clearallコマンドは軸も含めてすべての図を消去します。
- lineコマンドは線を描きます。line(始点x座標, 始点y座標, 終点x座標, 終点y座標)
- circleコマンドは円を描きます。circle(中心のx座標, 中心のy座標, 半径)
- dotコマンドは点を描きます。dot(x座標, y座標)
- plotコマンドは関数のグラフを描きます。plot('y=f(x)')
- plotコマンドでは定義域も指定できます。plot('y=f(x)', 定義域の始点, 定義域の終点)
- textコマンドは図中文字列を表示します。text(x座標, y座標, '表示したい文字', '座標に対する文字列の相対的な位置')
- その他の図形描画コマンドはgraph(描画)メニューからも選べます。
描画スタイル設定1
以下をコピーして、edit.htmlを開き、白い部分に貼り付けて『プレビュー』で確認してください。
- 線色='色'で線の色を設定します。
- 線の種類は、実線か破線か点線で指定できます。
- 線太さ=数値で線の太さを指定します。
- マーカー色='色'で点や矢印の色を指定します。
- その他の図形装飾コマンドはgraph(設定)メニューからも選べます。
一度設定したスタイルは、その後、別の指定で上書きするまで有効です。一時的にスタイルを変更したい場合は、次の描画スタイル設定2の方法を使います。
描画スタイル設定2
以下をコピーして、edit.htmlを開き、白い部分に貼り付けて『プレビュー』で確認してください。
- 全角の【 】で囲まれた範囲で設定したスタイルは、その中でのみ有効です。
- circle( 5, 0, 2)_'purple'のように、描画コマンドの直後に_'色'とすると、その図形の色のみ設定できます。
グラフに使用する式の書き方
以下をコピーして、edit.htmlを開き、白い部分に貼り付けて『プレビュー』で確認してください。
- かけ算・割り算はそれぞれ半角記号の*、/で表します。(※注意※ かけ算記号*は、コマンドによって省略することもできますが、省略しない方が安全です。)
- sinやlogなどの関数はMath.sin、Math.logと表します。その他の関数は、Javascriptリファレンスを参考にしてください。
- べき乗はMath.powを使います。たとえば、Math.pow(x,3)はxの3乗を意味します。
- Math.PIは円収率πを表します。
パラメーター機能 ・ アニメーション ・ 軌跡
以下をコピーして、edit.htmlを開き、白い部分に貼り付けて『プレビュー』で確認してください。
- 定数の値を変化させたグラフを比較したいときなど、同じ式を何度も書くときには、パラメーター機能が便利です。式の中に$bのように$をつけた文字を入れ、行頭のgraph1(またはgraph2)のすぐあとに,para($b=1)のようにします。(この場合、式中の$bに1が代入されたことになります。)
- さらにパラメーターを動的に変化させ、アニメーションさせることもできます。行頭のgraph1(またはgraph2)のすぐあとに,anim($b,1→2,time=1)とします。かっこのなかには、対象の文字, 初期値→終了値, time=アニメーション時間(秒)を記述します。
- このときの、パラメーターの値をグラフ中に表示するには、text(-4,-2,'b='+omission($b,2));とします。-4,-2は表示する座標、$bの後ろの2は小数第2位まで表示するという指示です。
- 軌跡もアニメーションと同様のパラメーター操作で表示できますが、媒介変数表示の関数しか対応していません。
その他グラフについて
グラフのコマンド等についてのより詳しい解説は、SVGGraph.jsが参考になります。